国際水墨画展 2019.9.17〜22

本日から私の先生と生徒さんたちによる展示会が

札幌の「大通りギャラリー」で開催してます。

時間10:00-19;00 

最終日は16:00までです。

私は16:00-19:00(金曜日)

13:00〜16:00(日曜日)会場におります☆☆

簡単な説明も致します♩

住所 札幌市中央区大通西5丁目11 大五ビルヂング1階

(大通り駅出口2番より徒歩5分です)

水墨画の作品約80点
我流の絵は1つもありません

(敢えて強調)

さて(話は元に戻ります)

今回「鶴と月」をモチーフにしました。

タイトルは「死と再生」
簡単に説明します
「死」

縄文文化の超自然観をヒントにしました

冷たくなった体の手足を曲げた「屈葬(くっそう)」の姿勢で埋葬

それはまるで妊娠してる時の胎児の姿勢で

親や子ども、仲間、愛する人再生を願い

満月の日(夜中)に儀式が行われたそうです

全体を通した死生観はこの縄文のやがて生まれ変わるという

意味を絵に込めてます
「月」

満月といえば「出産数が増える」事で

知られてますが、満月の夜に海岸へいくと

産卵をしに沖へあがってくる生き物で埋め尽くされます

(珊瑚・牡蠣・ウミガメが有名)

彼らは満月の夜図られたように一斉に卵を産みます

石狩の浜がヤドカリだったかな?

足場がない程に

埋め尽くされてる写真をみた事をヒントにしました

満月はすなわち「誕生」を意味します

「鶴」

これは釧路の鶴をモチーフにしました。

鶴は1000年の長寿でありますように

という意味を込めてます。

以上です☆

最後に!

その他にもいくつか素晴らしい水墨画の作品を

紹介します☆

松と雪景色のタッチが素晴らしいです(とっても丁寧)

雪が松の枝から塊となって落ちる風景が印象的です。

一般的な山水の技法を使った中国の風景です。
は水を沢山使い乾きそうになる直前に筆を入れます

紙がびちょびちょに乾いてない時に筆を入れるとうまく滲みません

李先生の山水画です。
「皴法」(しゅんほう)という技法を使ってます

石の輪郭を描き出してから

筆を紙に擦ります(ばんとうしゅ)を岩や滝の周りに描いては

影を表現します。一発勝負です

こちらは掛軸の龍

山水の紙に描いた大作です☆

金龍でしょうか?力強い絵が特徴的です☆

こちらは伊藤若冲の模写になります。

始めに背景を描きます。

顔彩と墨を混ぜて薄く塗ります。

白の絵の具も水で濃淡をだして鳳凰を

描いていきます(我慢強く時間かけて

色を乗せていきます)

この他にも多数魅力的な水墨画を展示

してます。

9月22日(日曜日)までの一週間という期間ですがどうぞいらしてください☆