展示作品②宇宙と曼荼羅

なぜ曼荼羅を描くの? 何の為に描くの? 必ず理由がありまして 時系列で説明しますと…⇩⇩ ⓪31才から般若心経をメインに寺小屋のような場所で3年間学ぶ /坐禅会に参加 ①円という形(終わりがあってまた始まる世界)を描きその深い世界へ歩み出す/なぜ□よりも○が居心地よいのか等自問自答 ②円=宇宙(ぐるぐる永遠と回る世界/宇宙)と気づいてから水墨画で表現しはじめる/ アインシュタイン 重力の法則にワクワクする ③高野山にある霊宝館でみた見た2つの曼荼羅。曼荼羅とは丸いという意味がある事をしる 水墨画で宇宙と曼荼羅をかけた絵に挑戦してみたくなる 霊宝館http://www.reihokan.or.jp/syuzohin/hotoke/mandara/ryobu.html  
丸 2014年作成
  マンダラをマルと捉えると僕の描くマンダラは不完全なマルとしてコンパスは使っておりません 正確にいうと完璧を求めながら描いた不完全な丸です(鉛筆ではなく筆で描く為手が震えなんども上から足してます) もちろん完全な○も素敵だと思いますがなんとなく疲れます。「完璧」「パーフェクト」なんてロボットのようで。 間違いあって失敗あっての人。そこから学んで成長できるから「達成感や生きてる喜び」感じられるものを意識してます
曼荼羅 青き鳳凰の舞
  曼荼羅の मण्डलには「丸い」という意味があり、円は完全・円満という意味でこれが語源とされるようです (ウィキペディアより) 中国ではこの曼荼羅を円満具足というそうです さてこのまる男くん。いやまるちゃん。 生まれてから死ぬまでの一生を時計(まる)と捉えてみます 40才近くの私はぶなんに生き抜けば 多分6時を過ぎる頃 今まさに死を迎える方にとってはちょうど時計の針がもうすぐ12時をさす11時58分 自分の一生はもうすぐそこでこの地球とさようならをしますがこの○は終わりがありません すなわちまた0時1分、2分と時計の針は動き続けます それは一体なんでしょうか?なんて絵を描きながら考えます。 例えばこの赤い丸。キーワードは「品格」と「おもいっきり羽を伸ばして生きる」 からの超新星爆発…一気にぶっ飛びました(笑) でもそんな時計(時間)の使い方をする自分の一生もいいなと憧れます 超新星爆発とは その一生を終えるときに起こす大規模な爆発現象である
曼荼羅 火の鳥と超新星爆発
お子様がいたらそれも1つのバトンだと思います お弟子さんや会社の後輩は自分のまた先代の「意志」を継承すべきとして針は動き続けます 誰かに小さな影響を与えた事柄、姿勢、言葉でもその後別の形として誰かに引き継がれてるはずです そうじゃないかもしれませんがそう信じたいと思います 人はなぜ墓をたてるのか?そこから生きるってなに?と考えます 自分がこの世に生きた証を残したいんだろうか?別に必要もない? 会社の社長クラスの方や有名な殿様たちの墓はそれはもう大きなお墓が多い。 考えれば考えるほど今生きてる事に対して自問自答していく事が日常的になってきます そして この「一生」のまるは実は「一日」の丸である事の繰り返しに繋がっていきます。 だからこそ今この瞬間。時間の使い方。今一度初心にかえって考えてみませんか?   PS 上記の曼荼羅は展示会場にて7/29から8/2日まで札幌市民ギャラリーにて展示予定です☆